価格をベースに考えるのが無難
オーダーメイドと言っても、設備に関しては大工さんが工事をして作る部分ではありません。メーカーが作ったものを、希望に合わせて選択することになります。価格的にも幅広いラインナップが用意されているので、迷ってしまってなかなか決められないことは、よくあることです。そんな時の無難な選択基準としては、価格を挙げることが出来ます。 各メーカーが設定した価格は、商品に対して妥当なものが採用されています。つまり、価格に応じた機能が期待できるということです。知識のある人なら自分で選択することも可能ですが、そうでない場合は必要な機能が何なのかさえ分からない場合があります。使ったことが無いものでも便利なものはありますし、考えだすとキリがありません。予算を決めて選択肢を狭めることで、一気に決めやすくなります。
資料の数値や文言よりも使用感と専門家のアドバイスを重視
設備の検討の際には、パンフレットなどの資料をみて参考にするのが一般的ですが、そこに書かれている数値や謳い文句だけで決定するのは難しい面もあります。どれも魅力的に感じてしまい、資料を取り寄せた分だけ悩みの対象が増えてしまいます。そんな時にはショウルームやモデルハウスなどを訪れて、実際に触れてみると印象が変わることがあります。写真や言葉だけでは感じ取れないものがたくさんあり、それらは選択において重要なものです。また、設備の展示場などでは、専門家の説明を受けることが出来ます。素人ではよく分からない重要な機能などを、教えてくれることも多く、大変役に立ちます。好みを大切にすることは良いことですが、人の話を聞く耳を持っておくことも、賢い選択には欠かせません。